東京圏の『グローバルバイオコミュニティ』誕生に向け、GTBが発足
東京および周辺地域(以下、東京圏)にグローバルバイオコミュニティを形成する活動として、「Greater Tokyo Biocommunity(略称:GTB)」が10月5日(火)に発足しましたので、お知らせします。GTBは、東京圏を中心としたバイオ産業、アカデミア、金融機関、自治体が連携する活動組織であり、事務局は一般財団法人バイオインダストリー協会(東京都中央区、会長:阿部 啓子、略称・JBA)が担います。
GTBは、バイオ産業のエコシステムを強化し、国の「バイオ戦略2020」に掲げられた「2030 年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現」する目標を達成するために活動する グローバルバイオコミュニティ拠点形成を推進する組織です。
GTBでは、研究開発から事業化までの各機能を担う多種多様な機関を集積・ネットワーク化することで、戦略的なバリューチェーンを構築するとともに、世界中から人材や投資などを引き付け、市場に魅力的な製品・サービスを提供する ”バイオイノベーション ハブ” となるための体制を確立します。
今回、バイオ産業に関連する地方自治体、大学・研究所、バイオ関係団体、産業支援機関、金融・投資機関の計42団体が上記の趣旨に賛同し、GTBとしての連携の推進に向けて、10月5日のGTB協議会第一回総会を皮切りに本格的に活動を開始することになります。第一回総会では、GTBの運営規程および活動案の承認に加え、協議会会長に永山治・JBA理事長、同副会長に宮坂学・東京都副知事および渡部俊也・東京大学副学長が選任されました。
公式HPhttps://note.com/gtb_com/n/nf78d20b02ad2
日本バイオ産業人会議も、GTB協議会への参画団体の一つで、日本のバイオコミュニティの活動をサポートしていきます。